米ICE Bakktビットコイン先物取引の上場を発表

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米ICE Bakktビットコイン先物取引の上場を発表
更新: 2018年10月23日

ICEは”Bakkt(バックト)ビットコイン一日先物取引”を2018年12月12日にICE Future U.Sに上場すると発表。Bakktのビットコイン先物は1日ごとにBakkt LLCが所有しているビットコイン現物(または現金)で決済が行われるというものである。

▼さらに詳しい分析や解説はDMMサロンにて

 

1.ICE Future U.Sの公式発表

インターコンチネンタル取引所、通称ICEの参加であるICE Future U.Sは22日にBakktビットコイン一日先物取引の上場を発表。このBakktビットコイン先物は去年末にローンチしたCMEとCboeのCFD(差金決済取引)であるビットコイン先物とは違い、Bakkt LLCが所有するビットコイン現物で1日ごと(取引所の営業日)に決済されるというものである。

 

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最低の値動きは1コントラクトにつき2.5ドル(ブロックトレードの場合は0.01ドル)となっており、1契約=1BTCとなっている。取引時間は8:00pmから6:00pm EPTでプリオープンは7:55pmからとなる。

出典:https://www.theice.com/publicdocs/futures_us/exchange_notices/ICE_Futures_US-Notice_BitcoinLaunch102218.pdf

 

また、ブロックトレード(*大口取引)の最小のロットは10で、決済機関は4:58から5:00pm EPTとなっており、ポジション制限はその日ごとに最大10万ロットとなっている。

 

2.Bakkt上場のCFTC承認は保留中

ビットコイン先物はCFTC(米商品先物取引委員会)の承認が必要であり、Bakktのビットコイン先物上場はCFTCの承認待ちという形であるが、ICEは先に正式の上場日付を発表したことになるので注意が必要である。

また、当初の予定では2018年11月にローンチ予定であったため、当初より1ヶ月遅れの予定である。

 

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3.Bakktは総合プラットフォーム

CoindeskはBakktの”プラットフォームがローンチ”とツイートしているものの、Bakktは本来スターバックスやマイクロソフトと共同し、仮想通貨支払いなども提供するプラットフォームである。そのため、今回の上場はBakktの大きな一歩であると言え、Bakktのプラットフォームでの支払いなどまでが可能であるかは現時点で不明である点に注意したい。

 

 

Bakktの市場への影響や、詳しい情報については下記サロン記事にて解説しています。

墨汁マガジン Bakkt(バックト)アーカイブ - 墨汁うまいと学ぶ仮想通貨の世界

 

▼さらに詳しい分析や解説はDMMサロンにて
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