SegWitがはじめて提案されて2年の時を経て遂にビットコインに#481,824ブロックで実装されました。これによりビットコイン価格は1万円上昇を記録し、ビットコインユーザーの大きな期待であったことがわかります。
1.SegWitによるTPSの向上
SegWitがアクティベートされるまでのビットコインネットワークのTPS(秒間のトランザクション処理数)は7TPS前後と言われていました。(2017年の需要増加により実際は3-4TPS)これはVISAの2000TPS、PayPalの115TPSなど比較すると圧倒的な違いとなっています。
1-1.ビットコインの送金速度は変えられない
ビットコインのブロック生成時間は10分であり、これは変わることのない不変のプロトコルです。高速入金に対応する1確認(ETFで話題となったGemini取引所や仮想通貨先物取引所のBitMexなどが対応)の場合10分で、ウォレットや取引所は3確認が多くなっています。この10分から30分は変わることはなく、ビットコインのTPSが低い理由となっています。
1-2.SegWitはトランザクションを捌く量を向上させる
1ブロックには1MBという制限があるため10分間に捌けるトランザクションの数は制限され、その結果3TPSというVISAの約670分の1という低さでしたが、SegWitは単純に2倍のトランザクションを1ブロックに含めることができます。ネットワークのTPSを単純に2倍にすることが可能であり、かつビットコインキャッシュが受けたマリアビリティ攻撃という二重払いを引き起こす問題も解決します。
2.ハードウェアウォレットのTrezorがプレゼント企画
ハードウェアウォレットとして圧倒的な人気を誇るTrezorはビットコインSegWitのアクティベートを記念した企画を発表、写真、GIFまたは動画でSegWit実装を記念したツイートをして抽選でTrezorハードウェアウォレットをプレゼントします。
1-1.Trezorプレゼントの応募条件
条件は簡単でツイッターで#SegWitPartyと#TREZORSegWitという2つのハッシュタグをつけて写真などと一緒にツイートするだけです。
Trezorは一つだけ注意点を述べており、
「もし友人などの顔写真などを載せる場合は必ず同意を得ること、また同意を得られない場合はモザイクなどをかけること」
としています。
1-2.ハードウェアウォレットのプレゼント数
Trezorは3つのハードウェアウォレットを景品としており、
最も面白く、クリエイティブでユニークなツイートを選ぶ
としています。2017年の8月27日12:00UTCまでこのプレゼント企画応募は開催されます。
また受け付けるツイートは1ツイートまでで、もしツイートを変更したい場合は元ツイートを消去し、新しいツイートをすること、としています。
2.プレゼントルール
1.販売している商品などを購入する必要はありません。
2.ツイートは画像、GIFまたは動画でなければいけません。
3.景品はTrezorのハードウェアウォレットであり、送料はSatoshiLabsが負担します。
4.地域的な制限はありません。
5.当選者が72時間以内に名乗り出ない場合は無効とし、他のユーザーを抽選にて決定します。