イーサリアム価格は、次期大型アップデートのコンスタンティノープルハードフォークのEIP実装を終了後、価格が短期的に底を打っています。
1.イーサリアム(ETH)短期下落トレンドをブレイク
12日よるに急激な下落を記録したイーサリアムは、その下落をねらっていたかのような買上げが起こり、0.027BTCのレジスタンスから上昇三角を形成してうわ抜け。
さらに、出来高を伴う買い上げによりバンドウォークを伴う強い上げとともに、短期レジスタンスをブレイクしました。ここ数週間のベア(弱い)相場では久しい反発といえるでしょう。
当面のプライスターゲットは、長期レジスタンスとなる0.032~35BTCです。
イーサリアムチャート1.短期トレンドブレイク
出典:https://cryptowatch.jp/markets/bitfinex/eth/btc/
2.イーサリアムのセリクラを確認
下記イーサリアムチャート2の4時間足を確認すると、下落とともに出来高が急激に増え、”セーリングクライマックス”通称セリクラが確認できます。
長期サポートの0.024BTCには、フィアット建てでの価格下落から届かず、底打ちをした可能性が考えられます。長期レジスタンスの0.032~BTCは4時間足の100日線と雲があり、確実なトレンド転換の場合、イーサリアムは中期に渡って上昇を続けることから、このレジスタンスラインをブレイクすることはイーサリアムにとって大きな意味をなすでしょう。
短期的には買い目線ですが、マイナーICOプロジェクトのETH売りには注意しておく必要もあります。
今回の反発要因として、各イーサリアムクライアントがコンスタンティノープルの実装テストへ移行したことや、EIP-1234が可決されたことが考えられます。
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イーサリアムチャート2.4時間足のセリクラ
出典:https://cryptowatch.jp/markets/bitfinex/eth/btc/