イーサリアムのマイニングリグを正しく構築する

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仮想通貨の投資やトレードをして資産が一億円を超えたという話を聞く様になりました。ブロックチェーンベースの通貨でProof of Workをコンセンサスアルゴリズムとしているものでは、コンピューターの計算リソースをネットワークに提供することにより、そのネットワークの通貨を報酬として得ることができ、これを通称”マイニング”と呼びます。

ビットコインもその昔はASICという採掘専用マシーンが開発される前は通常のPCでマイニングすることが出来ましたが、現在ではASIC中央集権化により不可能となっています。対してイーサリアムはASICによる中央集権化を避ける独自のPoWであるEthashを採用しており、GPU1枚からも掘ることが可能で更に中古売却もできるため参加の敷居も低くなっています。

そしてネットワークステータスを比べた際、ビットコインよりもノード数が3倍で更にマイニング報酬は約3億円イーサリアムの方が多く、今年に入り5,000%値上がりしたためリグの増設や新規参入が後をたちません。

この記事ではイーサリアムのマイニングの前提知識としてマイニングリグの構成を紹介します。

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1.イーサリアムをマイニングするGPUリグの構成

現在イーサリアムはホームステッドというバージョンであり、コンセンサスアルゴリズムはEthashという独自のProof of Workを使用してます。GPUマイナーはOpenCL(並列処理のためのフレームワーク)により実装されているためASICやFPGAの様な専用機器は非効率的となるため存在しません。また、マイニング専用のPCをマイニングリグと呼びます。

1-1.CPU

CPUマイナーとGPUマイナーがあり両者ともにマイニングをすることが可能ですが、テストネットまたはプライベートチェーン以外ではGPUマイナーが圧倒的に有利であり、CPUはマイニング報酬に影響しないため最低限の物となります。

Core i5を推奨している記事がありましたが、実際にリグを動かした際のCPU使用率は3%前後であり、なおかつ効率の悪いCPUマイナーを使用する必要がないためセレロンで十分です。

ethereum mining rig CPU

 

リグに最適なのはIntel Celeron G3900 @ 2.80GHzです。

OpenCLを使用しているためNVIDIAのGPUよりもAMDのほうが有利となります。

イーサリアムマイニングでの鉄板GPUはAMDのRXシリーズでRX470が鉄板でした。ですが生産完了し、新たにRX500シリーズのRX570とRX580が新たに発売されRX470はプレミアが付き、処分セール時の2倍以上の価格で販売されています。RX580 8GBは2017年6月現在では、長期欠品と33,000円前後となっています。

ethereum mining rig GPU

また去年の時点で2GBのGPUはマイニングができなくなったため4GBまたは8GBである必要があり、このメモリ使用は急速に増加しているため、PoSの実装までマイニングすると考えると4GBよりも8GBの方が好ましいです。

 

 

 

1-3.実は重要なマザーボード

マザーボード(以下M/B)は通常PCを自作する際はPCOスロットは3-4が普通だと思いますが、マイニングリグの場合は多くさせる方が有利です。理由としては単純でPCIスロットが少なければその分リグを組んだ際、CPUと電源更にはM/Bを必要とするからです。そのためできるだけGPUを積め、なおかつ安いものとします。

BIOSTAR TB250-BTCは6枚GPUが積め、なおかつ価格は1万円台前半で絶好の条件となっています。2017年6月現在では13,000円前後となっています

 





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4 コメント

  1. ちか 2017年6月26日

    こんちには、いつも記事拝見させていただいております。

    一点、ご意見をお聞きしたいのですが、
    2017年6月26日時点のイーサリアムのスケーラビリティー問題、どのようにお考えですか?

    さまざまな企業が、イーサリアムに期待しているわけですが、今回程度のことは、計算していたことなのでしょうか?

    また、ライデンネットワークが実装できていれば、今回のようなことは、起こりえなかったと考えてよろしいでしょうか?

    そもそも、ライデンネットワークが、どの段階にあるのか認識しておりませんので、ずれていましたら、申し訳ございません。

    よろしくお願いします。

    • EnjoyCC 2017年6月27日

      電気代含めてペイするのか計算してみました。

      イーサリアムのマイニングで儲かるのか?
      http://enjoycc.hatenablog.com/entry/2017/06/26/230619

    • 墨汁うまい 2017年7月8日

      ライデンネットワークは大幅に開発が遅れており、βローンチという話は3月頃でしたが音沙汰ないままです。
      現在のICOはコントラクトアドレスに送った際にERC20トークンを得ることができますが現在のライデンではそのERC20トークンに対応するかがわからないためどちらとも言えません

      スケーラビリティ問題ではなく加熱するICO問題であり、ICOの方式を変えることで簡単に解決が可能です

      関連記事を近いうちに公開します

      • ちか 2017年7月26日

        回答して頂き、ありがとうございます。
        また、返信が遅れまして申し訳ございません。

        ICOの方式を変えれば、簡単に解決が可能、
        そのように思いつきませんでした。

        関連記事、楽しみにしています!
        よろしくお願いします。

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テーマの著者 Anders Norén