ハックされたイーサリアムクラシックがWHGにより返還される

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イーサリアムネットワークの大きなバグとハッキング被害などを陰から支えるホワイトハットグループ(White Hat Group)通称WHGは善良なハッカーグループです。The DAOハックにより盗まれたイーサリアムクラシックをDarkDAO(ハッカー)のアドレスからドレインして吸い出し、コントラクトによりThe DAOトークン所有者に対して返還を行います。

また善良とはいえハッカーという立場であるためスイスの金融機関Bity SAによりサポートを受けています。

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1.WHGによるイーサリアムクラシックのドレインと返還DarkDAOからのETCドレイン

子DAO101・・・最後に残されたETCは9/4に取り戻され、安全なWHウォレットに保管されてました。269,566.58ETCは無事引き出しコントラクトへと送金され、100DAO=0.73のレートで引き出し可能となります。

1-1.返還コントラクトの監査

スマートコントラクトを使用したイーサリアムクラシックのDAOトークンホルダーへの返還コードをコミュニティに監査を受けたところ、多くのフィードバックを頂き、WHGは新たにコードに組み込みました。

コミュニティフィードバック

・コントラクトを読みやすくすることと、セキュリティの改善。

・botWithdraw()オプションの廃止、ETCチェーンと同期したくないユーザーを安心させるためのオプションでしたが、セキュリティリスクの可能性が浮上しました。

・更に多くのイベント追加と全てのイベントは簡単に引き出しコントラクトの動向をブロックチェーン上で追うことが出来るようにする。

 

1-2.返還コントラクトへの新しい実装

WHGはコミュニティによるコード監査の後下記を実装します。

1-2-1.エスケープハッチマルチシング

コントラクトは、もし重大なセキュリティリスクがWHGによるテスト、またはコミュニティの監査で見つかった時のためにエスケープハッチ機能を用意しています。もし何かあった際はWHGの管理下にあるマルチシングウォレットへと送られます。

 

1-2-2.オーソリゼーションアドレス

botWithdraw()を取り除いたことによりユーザーがETCチェーンを同期せず引き出しをしたい場合はproxyWithdraw()を使用します。proxyWithdraw()はユーザーの署名を必要としETHチェーン上でweb3.eth.sign()を使用することによりETCチェーンを同期せず引き出しを行うことができます。botWithdraw()を用意したのははマルチシングウォレットのようにコントラクトアカウントによって行われないためです。

ハードフォーク時にマルチシングウォレット内にDAOトークンを保有していた人々がproxyWithdraw()を使用して引き出しさせるためwhauthorizeaddres.solをアドレスに設置しました。

1-3.ETC引出しまでのプロセス

authorizeAddress(address_authorizedAddress)は返還対象者のコントラクトと、レギュラーアドレスを署名の申請するパラメーターを引き出すためイーサリアムクラシックチェーン上から呼び出します。これはアドレスにて証明を確認することができます。

実際の引き出しコントラクトが展開されるまでwhauthorizeaddres.solは閉鎖され、ハードフォークのスナップショット とユーザーのバランスの元帳を組み合わせ、元帳の承認されたアカウントは作られます。

 1-4.返還コントラクトのデプロイ時期

何も問題がない場合、この引き出しコントラクトは2016年8月30日17:00CET日本時間では8月31日01:00AMにデプロイされます。全てのユーザーは6ヶ月の引き出し猶予が与えられ、他にも少しDAOが存在し、またKrakenやPoloniexなどでの取引にスタックした他の資金があるため、引き出しコントラクトはおおよそ複数回にわたってETCが再度トップアップされ、ユーザーは何度かにわけて返還を申請する必要があります。

 

そして私達は凍結された資金(Poloによって)の問題解決に意欲的に動き、可能な限り早く情報をアップデートしていく予定です

6ヶ月後に残留したすべての資金はWHGによりマルチシングでコントロールして送金され、イーサリアム(ETH)はトークンホルダーへの資金の返還のためのドレインとコントラクトの開発対価としてWHGが所持するか、ディベロッパーコミュニティへと寄付します。

2.WHGがETCを売却しETHへ交換

4,171,615ETC(時価総額約8760BTC、日本円にて5億2000万円)が本日2016年8月31から167日間の間、ハーフドフォーク時にThe DAOを所持していたユーザーへと返還されます。

WHGによってドレインされたイーサリアムクラシックの総額は700万ETCにも上りすべてがThe DAO保持者へと返却されます。

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2-1.イーサリアムクラシックの資金の流れ

 

WHG返還詳細

WHGにより売却されETHへと還元された総額とその際にPoloniexとKrakenに凍結された詳細は下記の様になっています。

BTC&ETH = 210,000ETC

Poloに出金後凍結された分 = 196,000,000ETC

Krakenに出金され売り切れず凍結?された分 = 112,000,000ETC

返還準備中 = 210,000ETC

 

実際にダークDAOに盗まれたのは11,538,165子DAOに格納されていました。

また9/5に孫DAOの269,565ETCが返還コントラクトへ追加予定。

返還レートは1ether = 100DAOトークン = 約0.36154

 

WH曰くビットコインとイーサリアム(ETH)さらにはEUROにまで変えたそうで、もともとイーサリアムクラシックをイーサリアム(ETH)に変えて売ろうとしたのはイーサリアム(ETH)として市場に戻すのが筋だと考えたと述べています。

2-2.凍結された資金への対応

Poloniexは凍結した資金をWHGの返還コントラクトへ送金するとし、ETCの送金準備を行っているとツイート。

更にKrakenも2−3時間以内にKrakenはWHのコントラクトへ凍結していた499,402.88737 ETCを送るとツイートし完了したとしました。

Poloからは2,800,004ETC

Krakenからは99,402ETC

計2,899,406ETC = 約5799BTC = 約3億4千万円

前回の4,171,615ETC と合わせ約8億5000万円

という資金が市場へと返還されました。





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