ビットコインETF否決理由と暴落

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ビットコインETF否決理由と暴落

ビットコインETFはウィンクルボス兄弟により最初に申請された2013年7月から実に4年の歳月が立っており、デッドラインぎりぎりに否決というウィンクルボス兄弟にとっては起業家としても個人としても屈辱的なものとなりました。

もともとのデッドラインは通常3月11日であったが、これは土曜日であり米国証券取引委員会は通常営業しておらず、3月13日月曜日になるのではないかという憶測が広まりました。

ウィンクルボス兄弟がビットコインETFを待ち望む理由

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1.ビットコインETF運命の日SECのデッドライン

 

ですが実際は2017年3月10日(金) 16:00EST(日本時間朝6時)に発表となった。また本日10日には9:30AMから16:00PMまで、エビデンスサミットを開催しており、投資家達に推奨される策略、リスク、手数料、利益などに関する誰でも参加できるイベントを行っていたため、私はこのサミットの終了後の16:00以降が怪しいと読んでいました。

1-1.サミットによる誤解

SECに対しては多くの問い合わせがあった様で、実際のサミット中に「ビットコインについての質問はおやめくださいと言えと言われました。私はなんのことかわからないのですが・・・」と発言する場面があり、多くの人々が注目していたことがわかります。

1-2.SECのETF発表前例

また、金曜発表には前例があり、IEX:The Investors Exchangeが承認されたのは2016年6月17日(金)でした。

またCoindeskの記事でも同様に

SECによる待望のビットコインETFの結果の発表は金曜になる見込みである。

という不確かではあるが予測がされていました。

www.coindesk.com

3.ビットコインETF否決

ビットコインETFの結果発表前に大幅な高騰を記録したビットコインは否決という発表により大暴落しました。

3-1.SECの公式発表

委員会は不正な行いなどによる市場操作を防止し、投資家と公益を護ることを目的とし特に国宝証券取引所により策定されている証券取引法6条(b)(5)に一致する提案が確認できないため提案されたルール変更を否決する。

委員会は上場取引型金融商品(俗に言うETP = Exchange-Taded Products)株式の上場と取引を供給する取引所がこの基準を満たすため,

適当される要件を必ず含み、この問題を解決する手がかりをもたらす2つの要件を満たす必要があります。

としている。

 

3-2.考えられるビットコインETF否決理由

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パブリックコメントにも寄せられた用に、現在のBitcoin CoreとBitcoin UnlimitedによるSegWit導入を競技するマイナーのシグナリング投票でビットコインがイーサリアムとイーサリアムクラシックの様に2つに分裂し、開発者やマイニングハッシュレートの減少によるネットワーク問題などによりビットコイン価格が暴落する点。中国でのPBoCのビットコイン取引所介入により、価格が1ヶ月で40%も下落した点などが挙げられる。

 

後者の点については2013年の元で取引所への入金を禁止した際2万円代まで下落を見せたのに対し、今後中国の信用取引廃止と手数料導入につき問題は解決したと私は見ていた。

 

4.非中央集権による金融リスク

委員会はビットコインに対する重要なマーケットは制御できていない。従って、これまでに承認された全ての信託商品のETPに対して適切に行われた共有監視協定の種類に従事することができず、更に現在従事していない。

またビットコイン市場において、不正行為や不正行為による市場操作などの懸念される行為に対処するための協定であり、委員会はこの提案されたルールの変更に対して証券取引所に順守していないと考える。

4-1.仮想通貨の危険性

これは、2016年にThe DAO事件により当時盗み出された4,171,615ETC当時時価総額約9億円が盗まれた後、DEX(非中央集権取引所)で有名なShape Shiftで両替され、1260万円を投げ売りされた事件があった。

これを利用しXMRやZECなどの匿名送金可能な仮想通貨へ両替してしまえば簡単に価格操作を行える点、更には現在はマーケットメイカーは各取引所ではユーザーに任せてる場合が多く、取引所ごとに価格乖離を見せる点などであり、これは防止の出来るものではないため否決の大きな点となったでしょう

bokujyuumai.hatenadiary.com

4-2.ビットコインETFのかすかな可能性

委員会はビットコインは比較的に黎明期であり、時間とともに大規模の規制されたビットコインのデリバティブ市場が発達する可能性があり、この様な市場が発展した場合にはビットコインETPを再検討し、提示された事実と情況に基づいて、証券取引法の要求に順守できるかどうかを考慮する必要がある

と最後にまとめている。これを見るにビットコインなどの非中央集権な仮想通貨を基にしたETFは難しいことがわかり、規制可能なビットコインのデリバティブの先物などなら通る可能性はなくもないと思われます。

5.ウィンクルボス兄弟の声明

我々は楽観的であり、$COINを市場に供給するこを約束しており、更に引き続きSECの職員とビットコインETF承認に取り組んでいく所存です。4年前にこの長い旅をはじめ、現実のものとなることを望みましが、規制と監督が市場の健全性と全ての投資家の安全に取って重要なことでありSECの判断に対して賛成です。

と前向きなコメントをしており、今後ともビットコインETFが承認するために多くの努力をしていくことを明かしている。

6.結論と考察

ウィンクルボス兄弟のビットコインETF申請の他にもイーサリアムクラシックを支持するグレースケールなどもあるが難しいでしょう。

また1/5と2/10の中国のPBoCの規制による価格の下落から半減期に次ぐこの一台イベントに向けUSDを中心に価格上昇を支えてきました。

 

ですが今回はほとんど価格の下落が見られず市場は楽観視しすぎではないかと私は見ています。更には日本とUSDとのビットコイン価格の乖離も気になり、半減期相場不発と同様に大きく下げるのではないかと懸念されます。

SECの原文

https://www.sec.gov/rules/sro/batsbzx/2017/34-80206.pdf

ウィンクルボス兄弟の声明

epeak.info







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