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UAHFとは?

更新: 2017年7月25日
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(英:User Activated Hard Fork)

UAHFとはUser Activated Hard Forkの略称で、本稿では2017年8月1日12:20 UTC (日本時間21:20) にBitmain社により行われるビットコインコアからの独自分裂を指します。

UAHFのデベロッパーはノードソフトウェアの変更を行うための必須条件を追加し、大多数のハッシュパワーに強制されることを必要としないフラッグデイ後、今までに無効だった1MB以上のブロックサイズを有効とします。このハードフォークはUASFの12時間20分後に行われ、Bitmain社の公式発表によると

 

「このUAHFの提案は、平和的かつコアとは別の意見とビジョンを持つデベロッパーの自主的な行動です。またUASFとは違い、例えUAHFチェーンがより大きいハッシュレートを持っているとしても、他のブロックチェーンに対する攻撃を目的としてはいない」

と主張しています。

 

1.Jihan氏によるUAHFの発表

UAHFは2017年4月4日にBitmain CEOであるJihan Wu氏により最初に発表されましたが、一時は下火になり「ブラフだ」と批判されましたが、現在はBitcoin ABCというクライアントで開発しており、Bitmainからは2017年6月14日に正式に発表されました。

 

 

1-1.UAHFのデベロッパー

またこのハードフォークのコードはBitpayのCEO Stephen Pair氏が取り組むこととなっており、Consensus2017では下記の様に述べています。

「このフォークは私益のためではなく、全てはビットコインのフォークコインを使用するというオプションのためで、他のオプションは今のところない。

長期的に見ると安全で流動性のある一つのチェーンが必要だが、しばらくの間どちらがうまく行くかを2つのビットコインのバージョンを稼働させてみる。市場はビッグブロックかSegWitブロックかどちらが最も優勢であるかを見極めるべきだ」

と述べています。

 

1-2.なぜBUは今までフォークしなかったのか?

BUの主任研究員であるPeter Rizun氏は

 

「自分が今まで話しをしてきた人達はだれもビットコインネットワークの分裂を望んでいない」

と述べ、今までフォークしてBUアルトコインとしなかった理由を明かしています。

 

2.ハードフォーク後どうなるのか?

UAHFによりビットコインのフォークコインであるアルトコインとしてBitcoin Cashが8月1日生まれることとなり、ハードフォーク時にビットコインを所有しているユーザーは自動的にフォークコインであるBCCを所有していることになります。

 

2-1.BitcoinとBitcoin Cash

これは下記図の様にブロック#1000にUAHFでハードフォークを行った場合、オリジナルのビットコインコアチェーンであるBTCと同様のBCCが#1000から分岐し、同時に存在することとなります。基本的に所有するユーザーは特別なことを行う必要がなく、取引所の場合は価値がある時点でユーザーの所有物となるためスプリット後、出金対応を行うこととなります(例:イーサリアムの元チェーンであるイーサリアム・クラシック)

ウォレットの場合は自分でスプリットを行うかアップデートなどの各自指示に従ってください。

ハードフォークで生まれるBCC

図1.ハードフォークを行ったブロックチェーン

2-2.UAHFのリスク

通常ハードフォークにはコンセンサスの相違によるコミュニティやハッシュパワーの分裂というリスクを伴いますが、今回のUAHFは全く別物です。これはBitmain社率いるBU勢が独自のアルトコインを作るため、自ら市場価値がついてくるかわからないBCCに大事なリソースを裂き自らの主張をすることが目的となっています。

Jihan氏には一時的にリソースを割くことにより利益を出すことができないかもしれませんが、もしコミュニティの支持を得られない場合はコアビットコインのBTCのマイニングに戻るだけとなりビットコイン政治のパフォーマンスではないかと考えられます。

 

3.関連ワード

UAHFはUASFに対しての対抗策です。UASFの内容は下記からご確認ください

UASF

 

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